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応用講座「機会原価と埋没原価」

●今回のワンナップ講座は、機会原価と埋没原価というお話です。上のチャレンジ問題の例を使います。

●機会原価とは、チャレンジ問題のケースで、外注を選択した場合の、社内製作にしていれば得られたであろう利益をいいます。

  機会原価=1,100千円−1,000千円=100千円

●要するに、複数の意思決定ができる場合に、選択しなかった代替案から得られたであろう利益、それが機会原価です。

●また上記の例で、社内配置転換した1名分の人件費のことを埋没原価といいます。それは変更することのできない過去の意思決定において発生した費用をいいます。

●例えば、過去に購入済みの設備の減価償却費は、たとえその設備を破棄しても削減することが出来ない。こういった費用は意思決定の計算からは、除外しなければ誤りをおかすことになります。

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