実践!管理会計
 

問題演習「資金繰り表」

●前回までに、資金繰り表の具体的な作成方法をお話ししました。今回は、例題に沿って、皆さんで実際に資金繰り表を作成してみます。初めて作成する方も多いと思いますが、基本さえ押さえれば難しくありません。

それでは、問題です。今回はわかりやすいように、仕入と売上が主な小売業を想定しています。単位は単純に万円で結構です。

売上予算

回収条件      9月 10月 11月 12月  1月
A商事現金回収  100  90  95 120 110
B産業翌月末振込  50  35  40  40  50
C商店60日手形  80  75  65  90  70

仕入・経費予算

支払条件      9月 10月 11月 12月  1月
翌々月10日振込 110 105 120 130  90
人件費当月末振込  50  50  50 100  50
他経費翌月末振込  30  30  30  30  30

その他の条件
借入金  毎月20の返済、12月に設備資金300
設備投資 11月に店舗更新料30、12月に店舗改装400

また11月の月初有高は500として、11月から1月までの3ヶ月資金繰り表を作成してください。項目は月初有高、経常収支、設備等収支、月末有高の8区分型とします。それでは、チャレンジ!

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