実践!管理会計 |
変動損益計算/損益分岐点編>変動費と固定費>基礎講座 応用講座 問題演習 解答 |
問題解答さて、今回の問題いかがでした?え、やさしすぎました。 (1)営業マンの残業代 答:基本給、固定給は固定費ですが、残業代は変動費です。 (2)社長の役員報酬 答:固定費です。 (3)工場で使用する水道光熱費、電力費 答:準変動費です。基本料金は固定費、従量部分は変動費。どちらが多いかで変動費とするか、固定費とするかを判断してもらえばOKです。 (4)販売のための広告費、キャンペーン代 答:広告やキャンペーンにより売上高が増減すると考えますので変動費です。 (5)ISDNから変更したADSLの通信費 答:ISDNは従量部分もありますが、ADSLは固定料金ですね。答えは固定費です。ISDNは厳密にいえば準変動費ですね。 (6)完全成果配分による決算賞与 答:決算賞与は利益の処分項目になりますので、変動費や固定費には分類せず、費用分解の除外項目になります。ちょっと反則ですか。 (7)ギフトの包装紙代、梱包材料代 答:ギフトの売上が増えれば、包装紙や梱包材料も余計に使いますね。変動費です。 (8)従業員数が増加している時の事務所の家賃 答:応用講座で解説した準固定費になります。どちらかに区分するとしたらやはり固定費でしょう。 判断に難しいものもありましたが、実務上は会社での判断におまかせします。例えば(1)の残業代は確かに変動費ですが、給料手当という勘定科目で集計されていれば、特にそれだけ抜き出さずに、給与手当として固定費に含めてしまっても問題ありません。 もう一度言います。管理会計は、判断にくるいが生じなければ、ざっくりでも構わないのです。
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